フェラーリに対するスパイ行動について、9月13日にパリで行われた世界モータースポーツ評議会で、今季のコンストラクターズチャンピオンシップからの除外と1億ドルの罰金刑を下されたマクラーレン。
その証拠の一つとなった、フェルナンド・アロンソとテストドライバー、ペドロ・デラロサとの間で交わされたeメールを提出したのはバーニー・エクレストンであったことが明らかになった。
当初はハンガリーGPでの一件に激怒したロン・デニスがバラしたのではないかと噂されていたが、アロンソからeメールを見せられたエクレストンが、マックス・モズレーFIA会長に内容を伝えたというのが事実のよう。
フェラーリ側の弁護士を務めるナイジェル・トッツィは、「もしアロンソがエクレストンに書類を見せず、またエクレストンがモズレー会長に警告を発しなければ、我々がそのeメールの存在を知ることはなかっただろう」とコメントしている。