【新聞ウォッチ】福田新総裁、自民執行部は派閥の領袖ずらり

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年9月25日付

●自民幹事長に伊吹氏、福田首相 官房長官に町村氏きょう指名(読売・1面)

●温暖化160カ国で討議、国連会合開幕「ポスト京都」探る(読売・1面)

●GM全米で工場スト 退職者医療費交渉で決裂(読売・2面)

●ライバル対決 軽自動車 スズキ・ワゴンR ダイハツ工業・ムーヴ(読売・10面)

●道路特定財源の一般財源化、福田新政権厳しい判断(読売・11面)

●マツダ中国合弁、会社の新工場完成 来月末生産開始(読売・11面)

●モトGP新王者21歳ストーナー(読売・25面)

●安倍首相病院で会見 辞任「体力に限界感じた」(朝日・1面)

●65歳以上の運転免許返納率 地域差最大70倍「交通割引」導入が効果(毎日・30面)

●飲酒二輪車見逃さぬ、警視庁、取り締まり強化(産経・29面)

●トヨタ、欧州で「超小型車」全長短く1000cc級09年メド発売、CO2規制に対応(日経・1面)

ひとくちコメント

自民党の新総裁選に福田康夫・元官房長官が選出され、党執行部の主要人事も決まった。福田氏はきょうの国会で第91代の首相に指名され、ただちに組閣に着手。夜にも新内閣が発足する見通しだ。

党の首脳人事では派閥の領袖をずらりと並べる体制を敷いたことで、きょうの各紙の論調は辛口が目立つ。毎日の社説は「派閥政治に戻るのですか」と皮肉たっぷり。東京も「領袖ずらり昔にも戻った」。産経は「“ゴネ得”許し早くも不協和音」と批判している。

9月後半の3連休は、各紙とも自民党総裁選の話題で埋めつくされていたが、先の参院選に比べれば、投票権もない一般国民は蚊帳の外で関心度はイマイチ。

今回の首脳人事は“軽薄短小”の安倍総裁とは対照的だが、今夜にもスタートする福田新内閣ではどんなサプライズが飛び出すのか。中秋の名月にふさわしい一隅を照らすような人物を選んでほしいものである。

《福田俊之》

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