【トヨタ ランドクルーザー新型発表】180cm+、90kg+が座る3列シート
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まずは運転席。記者の場合、セダンクラスだと、シートポジションをしっかりと調節しないと、ヒザが窮屈な感じになることもままあるのだが、今回はそうした感じはなし。乗り降りも、もちろん問題なかった。正直言うと、「こんなものかな」という感想である。
しかし、助手席に座った瞬間にそんな感想は一変した。肩幅もある記者がどっかりと右腕を投げ出しても、運転手のシフトチェンジの邪魔にならないのである。
記者は、助手席に乗せてもらうときは、大柄な体がシフトチェンジなどの邪魔にならないよう、結構体を縮こまらせていることが多い。なので、こんなにゆったりと座れたのは初めてである。しかも、ドアの左腕を載せられるスペースもかなり余裕がある。思わず、マッサージチェアか何かに座っているように感じてしまうほどだ。
そして2列目にも座ってみた。足を斜めにしないと座れなかったりすることもあるのだが、そんな必要はなし。2列目で遠出しても、窮屈な思いをしないで済むようだ。
さらに3列目。さすがにここは記者クラスの体格になると、もう余裕がない。ややきついぐらいだ。ただし、他のクルマなら足をかなり斜めにして座るか、靴を脱いで隣の席に足を投げ出すところだが、200系の場合はそこまでせずに済む。しかも、斜めにしたとしても、ふたり分のシートにしては席間にスペースがあるので、隣の人に迷惑をかけることもない。すべては車幅1970mmの余裕がなせる技というわけだ。
《デイビー日高》