日本精工、電動パワーステアリングに可変蛇角機構を搭載

自動車 ニューモデル 新型車
日本精工、電動パワーステアリングに可変蛇角機構を搭載
日本精工、電動パワーステアリングに可変蛇角機構を搭載 全 3 枚 拡大写真

日本精工は、コラム式電動パワーステアリング(EPS)に搭載可能な可変舵角機構を開発した。

可変舵角機構は、自動車のハンドル操作に対し、状況に応じて前輪の切れ角を制御できるとともに、コラム式EPSと一体化することで、小型車から大型車まで幅広い車種に搭載可能。

新開発した製品は、ハンドル操作とは別に、舵角をアクティブに制御できる可変舵角機構。エンジン、ブレーキなどとともに車両統合制御に組み入れることで、アクティブセーフティやアクティブステアリングといった、自動車の安全性と運動性能の高度化が可能だ。

可変舵角機構は高級車や大型車で実用化されており、車速に応じてハンドルの切れを変えることで低速での小回り性と高速での安定性とを両立した快適な操舵感を実現している。

また、前輪の切れ角をアクティブに制御することで、ドライバーの操作ミスや路面の変化による事故を防ぐなど、自動車の安全性能と運動性能を両立している。一方で、コラム式EPSは車両への搭載性の良さから、中・小型車から大型車まで幅広く装着されている。

同社では、可変舵角機構によって実現されている快適な操舵感や安全性能、運動性能を高級車や大型車だけでなく中・小型車までの幅広い車種へ展開するため、コラム式EPSの特長をそのままに一体化できる可変舵角機構を開発した。

新製品は10月26日から幕張メッセで開催される「第40回 東京モーターショー2007」に出展する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「FJクルーザー復活マジかよ!」価格は400万円台? トヨタの新SUV『ランドクルーザーFJ』にSNSが注目
  2. 日産、国内外7工場閉鎖へ、エスピノーサ社長「厳しい目で精査した」[新聞ウォッチ]
  3. 日産が経営再建計画「Re:Nissan」を発表---7工場閉鎖、2万人削減、2026年度黒字化
  4. ハイブリッドとガソリンで顔が違う!新型トヨタ『カローラクロス』米国発表
  5. 【シトロエン C4 新型試乗】“もうひとつのダンパー”がなかなかいい仕事をしている…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  2. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  3. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  4. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  5. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
ランキングをもっと見る