2日より千葉・幕張メッセにて、IT・エレクトロニクスの総合展『CEATEC JAPAN 2007』が始まった。6日までの開催だ。
アジア最大級というだけあって、第1から第11ホール、さらに国際会議場とイベントホールという、幕張メッセの施設をフル動員する大型の展示会である。出展者数は、国内が547、海外が348の合計895の企業・団体。出展小間数は、3199となっており、06年に比べて出展者数で100近く、小間数で200以上増加した。
そして11ホールの内訳だが、第1から第3ホールまでが、デジタルネットワークステージ。4割ほどのスペースがホーム&パーソナルゾーンで、残りがビジネス&ソサエティーゾーンとなっている。NTTDoCoMoやKDDI、NEC、富士通、マイクロソフトなどが出展していた。
第4から第8ホールまでは、電子部品・デバイス&装置ステージ。第4から第6までの5割は、受動部品ゾーン。そのほかは、表示デバイスゾーン、電源・電池および材料・素材ゾーン、計測・試験・製造装置・実装プロセスゾーン、自治体ゾーンなどとなっている。大手では、村田製作所、シチズン、TDK、京セラなどが出展していた。第7と第8は半導体ゾーンと機構・機能部品ゾーンが半分ずつという割合だ。東芝、アルプス電気などが出展。
第9から第11ホールは、再びデジタルネットワークステージで、ホーム&パーソナルゾーンとなっている。日立製作所、シャープ、パイオニア、ソニー、三菱電機、パナソニック(松下電器産業)、東芝など、まさに大手が集合。まだ市販されていない最先端の技術も多数披露されていた。そのほか、ブルーレイディスクアソシーエションやHD DVDプロモーショングループなども出展。ソフトやプレーヤー機器をアピールしていた。
入場料は、事前登録がしてあれば無料。当日登録の場合は一般が1000円、学生500円(20名の団体なら無料)、小学生以下は無料となっている。