エプソントヨコム、カーナビ向け高精度ジャイロを開発

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品

エプソントヨコムは、カーナビゲーションの測位手法であるDR(推測航法)向けに最適なジャイロセンサ「XV-8000」シリーズのラインナップとして、傾斜実装が可能な『XV-8000LK』を開発したと発表した。

XV-8000シリーズは、独自の水晶素子構造を用いた優れた安定性に加え、「QMEMS」技術、低消費電力アナログ回路技術、パッケージング技術を駆使し、高精度かつ小型サイズを実現したジャイロセンサとしている。

インダッシュ型のカーナビゲーションでDRを行ううえで、取り付けられたダッシュボードの傾きにより傾いたジャイロセンサは、DRソフトウエアで補正することによりDRの精度を高めている。しかし、ダッシュボードの傾きによっては、DR補正ソフトウエアでは十分に補正できない場合もあり、ジャイロセンサそのものの傾斜実装への市場要求がありました。

今回開発したXV-8000LKは、取り付け角度の自由度をさらに向上させるため、センサを傾斜させて実装した製品。傾斜角度は10度と20度の2タイプを設定、これにより、DRソフトウエアの設定自由度を大幅に向上させることができるとしている。

2日−6日に幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2007」展示会場のエプソントヨコムブースに今回開発した製品を含む水晶デバイスの展示している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る