川口化学工業が発表した2007年11月期の第3四半期(12−8月期)の連結決算によると、営業利益は前年同期比20.6%減の2億3600万円と大幅減益となった。
売上高は同0.5%減の59億300万円とほぼ横ばいだった。自動車産業及びタイヤ業界向けの有機ゴム薬品は順調に推移した。
しかし、原材料値上げに対応した値上げの折衝が不調だったことが、収益を圧迫した。また、中国やインドの製品との国際競争も深刻化している。
経常利益は同26.7%減の2億500万円だった。当期純利益は同26.6%減の1億2900万円と大幅減益だった。