【新聞ウォッチ】東レ、炭素繊維で自動車部品を量産へ

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【新聞ウォッチ】東レ、炭素繊維で自動車部品を量産へ
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年10月9日付

●安倍なつみさん 渋谷で接触事故 バイクの男性けが(朝日・29面)

●東レ、炭素繊維で車部品 10年に新工場、投資額300億円、世界初の量産(日経・1、11面)

●社説「道路財源は環境対策中心に使途広げよ」(日経・2面)

●模倣で実態調査、経産省 取り締まり強化促す(日経・3面)

●働くニッポンインタビュー、きしみを越えて、やる気の源、会社の成長(日経・11面)

●NTN 低価格車にらみ専用品、コスト2割減少(日経・11面)

ひとくちコメント

東レが高強度・軽量材料の炭素繊維を使った自動車部品事業に乗り出すという。きょうの日経が1面トップで報じている。記事によると「2010年にも約300億円を投じて開発機能を備えた専用工場を名古屋市に建設、トヨタ自動車などに売り込む」。

炭素繊維は現在の自動車の主力素材である鉄に比べ重さは4分の1で強度は10倍とされているが、普及へのネックはコスト高。東レでは「設計・開発段階から顧客と組み成型加工技術を磨いて量産すれば、大きなコスト削減を期待できる」(日経)としている。

日米欧で強まる自動車の燃費規制に対応するために車体の軽量化は欠かせない手段。地球環境問題に正面から取り組む自動車各社は今後も東レのような素材メーカーとのコラボレーションは避けて通れない。

《福田俊之》

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