【CEATEC07】アルプス電気の次世代型インターフェイス

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【CEATEC07】アルプス電気の次世代型インターフェイス
【CEATEC07】アルプス電気の次世代型インターフェイス 全 3 枚 拡大写真

『CEATEC JAPAN 2007』(2−6日、幕張メッセ)ではインターフェイスに関するさまざまな出展もあり、アルプス電気では、カーナビなどに利用する車載用インターフェースの研究開発中のモデルを2点参考出展していた。

ひとつが、『ビークルマウス』。“パソコン操作の快適さをクルマへ”というコンセプトで開発された車載用のマウスタイプの触覚インターフェースだ。コンソールボックスに設置する形になる。

操作する際は、マウス部分を握ってモニター上のカーソルを動かす形で、マウス部分は前後左右などある程度は動くが、もちろん落ちてしまわないようになっている(マウス部分はあくまでも握りに近い)。使った感触としては、フォースフィードバック機能のせいかもしれないが、まだまだマウスのように繊細にはいかず、ガコガコと動いてしまう。もっとマウスのように滑らかに動かせるようにしないと使いにくいのが正直なところだ。

もうひとつは、世界初というタッチ式集中入力装置の『ブラインド・インプット・パネル』。横4列×縦3行の計12個のキーが配されたテンキー型のインターフェースだ。見ずに指先だけで操作できるようにするのがその狙いである。

前方と後方のキーを押すと、音量の上げ下げ、チャンネルの選択といったことができ、左右のキーを押せば、メニューを変えられるといった仕組みだ。こちらも慣れないせいもあるとは思うが、まだまだ使い勝手がいいとはいえない。

『ビークルマウス』もそうだったが、モニターに表示する操作画面もこれらのシステムに合わせて工夫する必要があり、まだまだブラッシュアップが必要なようだ。

《デイビー日高》

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