【東京モーターショー07】三菱ふそう エアロクィーン…ホスピタリティを強化

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京モーターショー07】三菱ふそう エアロクィーン…ホスピタリティを強化
【東京モーターショー07】三菱ふそう エアロクィーン…ホスピタリティを強化 全 5 枚 拡大写真
第40回東京モーターショーの三菱ふそうブースには、2007年6月にモデルチェンジした大型観光バス『エアロクィーン』が出展される。市販車をベースに改良を加えた、参考出品車両だ。

特徴は、「お客様にとってバスでの旅が最高の思い出になるように」と狙った快適性の向上。シートは全席とも、手触りのよい最高級の本革を表皮に採用している。また、シートバックテーブルの形状はユニバーサルデザイン思想のもと、片手で容易に開閉できるようにテーブル側にスライダーを設け、テーブルのくぼみの形状を最適化することで不安定になりがちな紙コップやペットボトルをおいた際の安定性を高めている。

そして、乗降性を高めるためにエントランスには電動式の補助ステップを追加。地面からの一歩を踏み出す最初のステップの高さを従来の345mmから205mmに低くしているのもうれしい配慮だ。

最大のポイントは、バリアフリー化を実現する車イスの昇降装置。油圧の力により作動するこのリフトは地面から車内フロアとおなじ高さまで昇降でき、介護者の力を必要とせず車イスに乗ったままの乗降を可能にしているのである。

車内も車イスに対応し、5-7列目の座面を折りたたんで車イスのスペースを確保できる機構付き。スペースは左右両側に用意でき、安全性を増すためにベルト式の車イス固定装置も備えている。

《工藤貴宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  2. ルノー『ルーテシア』新型、新デザインで大胆チェンジ…IAAモビリティ2025
  3. ポルシェ『911ターボS』新型、史上最強の711馬力ハイブリッド搭載..3635万円から
  4. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  5. 幻の「黒いカタナ」がサプライズ公開! 市販化の可能性は…? スズキ「カタナミーティング2025」次期モデルの展望も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る