トヨタホームと野村不動産は、東京都品川区東大井に分譲マンション「テラス大井町」のモデルルームを20日からオープンすると発表した。
トヨタホーム・野村不動産の共同事業としては、東京都目黒区の「テラス恵比寿の丘」、愛知県安城市の「ゼルクシティ安城」、兵庫県西宮市の「テラス苦楽園」に次ぐ4棟目で、前身のトヨタ自動車での分譲を含めると5棟目となる。
テラス大井町の建設地は、土佐山と呼ばれた旧土佐藩の下屋敷を一部含んだ由緒ある土地で、建築計画では土地のもつ歴史を損なうことのないよう設計に配慮する。今回の物件では、トヨタ自動車の独自技術である住戸玄関ノンタッチ自動ドアシステム「スマートドア」およびキーレスエントリーシステム「スマートキー」を全住戸に標準装備する。
また、居住者共用のレンタサイクルを導入することで、環境負荷を少しでも軽減させる「トヨタのエコ思想」を採用する。
トヨタは住宅事業の拡充を図るため、トヨタ自動車でマンション事業を開始以来、分譲事業を展開している。マンション事業は2004年1月にトヨタホームに移管し、その後国分寺ゼルクハウスを皮切りに、相次いでマンションを分譲、すべて完売し順調に事業展開している。