【東京モーターショー07】マツダ、次世代ロータリーエンジンを出品

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【東京モーターショー07】マツダ、次世代ロータリーエンジンを出品
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世界でマツダだけが市販しているロータリーエンジンにとって、今年は40周年という節目の年。2007年春の長期計画で「2010年初頭に次世代ロータリーエンジンを実用化」と発表したが、東京モーターショーでは早くもその姿をお披露目する。それが、次世代「RENESIS」のロータリーエンジン「16X」だ。

注目すべき点はふたつ。排気量が現行の「13B」(654cc×2ローター)から800cc×2ローターにアップすること。そして、ガソリンロータリーエンジン初の直噴システムを採用することだ。

また、熱効率の向上と全域のトルクアップを目指して、トロコイド形状を変更。トロコイド半径と偏心量の拡大とロータリーハウジング幅の縮小により“ロングストローク”化している。

ロータリーファンなら、東京モーターショーのマツダブースでは次世代ロータリーをじっくりとチェックしておきたい。関係者によると「基礎はできた。あとは燃費をどれだけ向上できるか、だ」と、今後の課題を教えてくれた。

また、次期型『RX-7』について尋ねると「エンジンは見えてきたから、あとは車体だよ。ま、エンジンに比べたら車体の開発は短い期間でできるけど」と、マツダがRX-7を忘れてはいないと受け取れるコメントを残してくれた。

《工藤貴宏》

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