富士精工が発表した2007年8月中間期(3 - 8月)の連結決算は、営業利益が前年同期比40.0%減の3億7800万円と大幅減益となった。
売上高は同2.3%減の96億400万円と減収だった。主要取引先の自動車産業は生産・販売とも拡大しているが、専用工作機械の新規設備投資は前期の品質問題から慎重で、受注環境が回復していない。
経常利益は同22.5%減の5億7200万円と減益だった。中間期純利益は同3.7%増の2億6700万円と増益だった。
通期業績予想は売上高が同2.7%減の143億3000万円、経常利益が同2.5%増の7億5000万円、当期純利益が同50.7%増の4億3000万円の見通し。