ホンダの福井威夫社長は18日発表した新型『フィット』について、「実際の走行での燃費も改善した。10%くらい良くなったと実感いただけるはず」と述べ、実用燃費の改良をアピールした。
1.3リットル車の10・15モード燃費はリッターあたり24kmと、エンジンに4バブル化などの改良を加えたことで、クラストップを実現した。加えて実用域での燃費向上に配慮したという。
福井社長は具体的な改良について、エアコン負荷の軽減、トルクコンバーター付きCVTの採用、さらに始動後に暖気するまでのエンジン制御などを挙げた。
新開発の1.3リットル「i-VTEC」エンジンは、低回転時に吸気バルブの片方を休止させる新機構も採用、燃費改善につなげている。