リコールに応じられないフォードの事情

エコカー 燃費
リコールに応じられないフォードの事情
リコールに応じられないフォードの事情 全 2 枚 拡大写真

フォードグループが125万台の大量リコールの必要に迫られ、頭を抱えている。

【画像全2枚】

フォード製のいくつかのモデルのクルーズコントロールスイッチに対する苦情が過去数多く寄せられていたが、フォードでは欠陥を否定して来た。しかしついにリコールに応じざるを得ない状況となったが、対象モデルは1992年から1998年まで、実に6年間に及ぶ。

初期のものではすでにパーツ生産を打ち切ったものもあり、リコールしても修理が不能だという。

対象モデルは、92-97年のリンカーン『タウンカー』、92-97年のフォード『クラウンビクトリア』、92-97年のマーキュリー『マルキス』、93-95年のフォード『トーラスSHO』、93-98年のリンカーン『マークVIII』、94年のマーキュリー『カプリ』。

不具合を指摘されながら、10年以上も否定し続けたフォードの姿勢が、改めて問われている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタがスーパーカー『GR GT』発表、4リットルV8ツインターボで650馬力以上…オールアルミ骨格採用
  2. 初代『NSX』が現代に甦る、ピニンファリーナデザインのスーパーカー「Tensei」発表…伊JAS
  3. 日産、新型コンパクトSUV『カイト』発表…新デザイン言語を反映
  4. 『エルグランド』新型に搭載、日産の次世代e-POWER用エンジン…STARC燃焼技術が日本燃焼学会「技術賞」に
  5. 【BMW 120d 新型試乗】BMWのディーゼルが凄いことになっている!…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る