ポルシェ、ボクスターシリーズの生産委託を2011年まで延長

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ポルシェAGは、ミッドシップスポーツカーの『ボクスター』と『ケイマン』の生産をしているフィンランドのバルメットオートモーティブ社との契約を2011年まで延長することを決定したと発表した。

10月16日にフィンランドのウウシカウプンキで開催されたバルメット社との提携10周年を祝う式典の中で、ポルシェAGの生産物流部門担当役員のミヒャエル・マハト氏が「ミッドシップエンジンスポーツカーのボクスターとケイマンを生産することで、ポルシェのツッフェンハウゼン工場だけでは不足することになる生産能力を提供し続けてくれることになりました」と述べて契約の延長を明らかにした。

ボクスターは1996年当時、ツッフェンハウゼン工場だけで生産されていたが、『911』への需要が高まるにつれ、ツッフェンハウゼン工場の生産能力が不足、1997年にボクスターの生産の一部がヴァルメット社に委託した。以来、18万台以上のボクスターシリーズを生産してきた。

この間、同社はシュトゥットガルトに拠点を置くスポーツカーメーカーであるポルシェによる厳しい監視のもと、高度な品質に関する要求事項を満たしてきたとしている。

これらのモデルのエンジンは、ツッフェンハウゼン工場でポルシェによって組み立てられ、他のパーツやコンポーネントとともに列車で輸送されてフィンランドで車両に組み立てられている。

《レスポンス編集部》

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