「ETC車載器の故障」と偽り、通行料金を安く上げた男を逮捕

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「ETC車載器の故障で入場が記録されなかった」と偽り、実際よりも短い通行区間を申告し、高速道路の通行料金支払いを免れていたとして、滋賀県警は16日、大阪府枚方市内にある運送会社に勤務するトラック運転手2人を詐欺容疑で逮捕した。

滋賀県警・高速隊によると、逮捕された2人は今年8月、滋賀県内や京都府内から静岡県内まで高速道路を利用したにも関わらず、「静岡県内のインターチェンジから高速に入った」などと虚偽の申告を行い、通行料金の支払いを不正に免れていた疑いがもたれている。

2人は入場の際には一般ゲートを使い、出場の際にはETCレーンを使っていた。ETC車載器(カード)には入場の記録が残されておらず、出場の際にはETCレーンのバーは開かないことになるが、故意にエラーを出し、対応した職員に対しては「ETC車載器が不調でデータが残っていない」などと申告していた。

その後の調べで、2人のトラックが一般ゲートを通過していたことが通行記録から発覚。警察では詐欺容疑で2人を逮捕した。被害総額は約7万円だという。会社自体が不正に関与していた疑いもあり、警察では家宅捜索を実施する方針だ。

《石田真一》

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