首都高X…最初は楽、あとで手間

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首都高X…最初は楽、あとで手間
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首都高速道路の渡口潔執行役員は22日の記者会見で、「首都高X(エックス)」とETCとの違いを「首都高Xは最初『楽』で後で『やや手間』」と評した。これはどういうことか。

首都高Xはとくかく簡単に取り付けられる。現在の予定では、本体を車体のシガーライターソケットに差し込むだけ。ETCと違って、首都高X本体はアンテナと一体で、あとは料金所を通過するだけだ。ただし、ETCレーンを利用することはできない。

この本体には通行料を決済するクレジット機能がなく、料金の支払いは首都高X専用の電子マネーカードで行うため、料金収受員のいる一般レーンで一旦停止して通行料を支払う必要がある。この料金所では、現金利用者と同じように距離別料金の最高額(東京エリアでは1200円を予定)を専用の電子マネーで支払う。

首都高X本体は、このとき道路側のアンテナに情報を送って首都高速に入ったことを同社のコンピュータに伝える。そして、首都高速を降りたところで、道路側に設置された出口アンテナに出口情報を送り、入口と出口を確定する。

支払った最高額と実際に走行した距離別料金との差額は、一般道路に出た後、電子マネー決済のできるコンビニや首都高速関連施設の電子マネー取扱い場所で、首都高X専用の電子マネーカードに払い戻される。電子マネーカードのシステムは、エディやスイカなど今あるシステムのいずれかを使っていくことになるが、首都高Xで利用した通行料の差額払い戻しのために首都高X専用の電子マネーカードが必要になる。

首都高X本体は、首都高速会社からの宅配、または首都高X取扱店で借りる。前述のように取付の手間はほとんどない。しかし、クレジットカードで決済できるETCに比べて、電子マネーの決済ができる施設に出向かなければならない。だから、最初は楽だが、あとで手間なのだ。

《中島みなみ》

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