アーレスティ、生産体制を再編…東松山工場を特殊鋳造品の専用工場化

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アーレスティは、東松山工場を自動車の足回り部品などを用途とした高品位ダイカスト品を生産する特殊鋳造品専用工場とし、既存生産品の普通ダイカスト品の生産を連結子会社であるアーレスティ山形に集約すると発表した。

東松山工場は現在中小物のダイカスト品を生産しているが、これら中小物ダイカスト品は、主要顧客の海外生産移転が進み、海外からの調達が年々増加している。こうした環境変化に対応するため東松山工場で現在生産している中小物の普通ダイカスト品の生産を子会社のアーレスティ山形に集約することで、生産効率を高め、競争力を強化する。2008年度中に生産を移管する。

一方、自動車の足回り部品などを用途とした高品位ダイカスト品は、独自で開発した特殊鋳造法であるNI鋳造法により浜松工場で生産しているが、今後受注量増加が見込まれており、それに応じた生産能力の拡充が必要となっていおる。

浜松工場でこれ以上の能力拡充が困難なため、2008年度末までに東松山工場をNI鋳造法などによる高品位ダイカスト品を生産する特殊鋳造品専用工場とする。

《レスポンス編集部》

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