【日産 GT-R 発表】ボディは鉄、アルミ、カーボンの最適配置

自動車 ニューモデル 新型車
【日産 GT-R 発表】ボディは鉄、アルミ、カーボンの最適配置
【日産 GT-R 発表】ボディは鉄、アルミ、カーボンの最適配置 全 5 枚 拡大写真
日産『GT-R』のボディは『スカイライン』との共通性はなく、プラットフォームから専用開発されている。ボディにはスチールとアルミ、カーボンといった3種類の素材が効果的に採用されている。

GT-Rのボディ設計を担当したインフィニティ製品開発本部の廣岡賢一さんは「GT-Rのボディは主たる部分はスチールですが、ドアやリヤシートバックの部分にはドイツで製造されたアルコア社製のパネルを採用しています。また、リヤのディフューザーにはカーボンコンポジット材を採用し、ラジエターコアサポートにはカーボンを配合した素材を採用しています」

「サスペンションのアッパーハウジングなどは、日本で作ったアルミの部材を使用してますが、軽さと剛性が要求され、なおかつ構造が複雑なドアなどは、優れたノウハウを持つアルコア社の製品を使うことがベストと判断しました」

「3種類の素材を最適な場所に使いわけることで、GT-Rのボディは重量増加を抑えながらも高い剛性を確保しています」という。

確かにアルコア社製のアルミドアは評価が高く、ポルシェ『911ターボ』など欧州のプレミアムカーに採用されている。そのアルミドアを惜しみなく採用するあたりに、GT-Rの本物へのこだわりが感じられる。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  3. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  4. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
  5. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る