【東京モーターショー07】新時代のカーライフ実現に挑戦 三菱電機

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三菱電機は25日、「“夢を夢で終わらせない”をコンセプトに、環境、安全、安心、情報・エンターテイメントの4つの切り口で取り組んでいる」と自動車機器事業本部長の上田敦上席常務執行役が東京モーターショーのプレスブリーフィングのなかで強調した。

まず、環境については、2015年の新燃費基準をクリアするために、コストミニマムでの燃費低減と有害排気ガス低減を図った最適制御のガソリンエンジンマネジメントの開発を進めている。特に電気制御系の開発を強化しているという。

安全面では、「“交通事故ゼロの社会を実現する”という夢に向けて」(上田氏)、前方監視用ミリ波レーダをはじめとする周辺監視センサ、短距離通信技術を活用した事故防止のための安全運転支援システムといった製品の開発・製品化を進めている。

安心については、盗難防止のために世界最高水準の暗号技術「MISTY」を搭載した電気キーシステムを開発した。

情報・エンターテイメント分野では、同社独自の情報・通信技術を生かした特徴ある製品を提供するというコンセプトの下、カーメーカーへの標準装備、OEM対応製品、そしてアフターマーケット対応製品など、多様なニーズに応える製品開発に努めているという。

「当社は、これらの最新技術を活用あるいは統合し、“新時代のカーライフを実現する先進技術”の開発に果敢に挑戦していく」と、上田氏は力強く語っていた。

《山田清志》

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