日産中間決算…純利益が大幅減益に

自動車 ビジネス 企業動向

日産自動車は、2007年9月中間期の連結決算を発表した。連結当期純利益は、前年同期より実効税率の上昇などの減益要因で、前年同期比22.5%減の2124億円と大幅減益となった。

売上高は、同11.7%増の5兆645億円と大幅増収となった。営業利益は、モデルミックスの改善などで同5.3%増の3671億円と増益で、売上高営業利益率は7.2%となった。経常利益は、同0.2%減の3603億円とほぼ横ばいだった。

上期には、日産『アルティマ』クーペ、インフィニティ『G37』クーペ、日産『アトラスF24』、日産『リヴィナ』、日産『アプリオ』、日産『ローグ』、日産『エクストレイル』と、グローバルで合計7車種の新型車を投入した。グローバル販売台数は同6.3%増の181万6000台だった。

カルロス・ゴーン社長は「多くの魅力的な新型車投入により、これまで通りの持続可能かつ利益ある成長路線を維持していく。2007年度通期の予想は変更しない」と語った。

下期には、日産『GT−R』、日産『ムラーノ』、インフィニティ『EX』、ピックアップトラックの日産『フロンティア・ナバラ』シングルキャブの4車種を順次投入する予定。

通期の連結業績予想の営業利益8000億円、当期純利益4800億円は変更しない。

《レスポンス編集部》

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