スズキが発表した2007年度上半期(4 - 9月)の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同期比10.9%増の125万1521台と、7年連続で過去最高となった。海外生産が急増したためで、台数でも国内生産を上回った。
国内生産は同2.2%減の57万9765台とマイナスとなった。輸出用小型車の生産を優先するため、軽自動車を減産したことが影響している。
国内販売は同3.8%減の31万5206台とマイナスだった。軽自動車、登録車ともに低迷した。
輸出は同6.5%増の19万944台と好調だった。東南アジア、中南米向けが伸びた。
海外生産は同25.5%増の67万1756台と過去最高となった。インド、ハンガリーなどの生産台数が大幅に増えた。