三菱自動車の中間期決算、5期ぶりに営業黒字

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三菱自動車の中間期決算、5期ぶりに営業黒字
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三菱自動車が発表した2007年9月中間期の連結決算は営業利益が188億円となり、前年中間期の55億円の赤字から5期ぶりに黒字転換した。

売上高は前年同期比30.6%増の1兆3134億円となった。海外での販売台数が増加したほか、PSA(プジョーシトロエングループ)向けのOEM(相手先ブランドによる生産)供給の開始、為替の円安影響で大幅増収となった。期中の新車販売台数は、同11.3%増の66万1000台だった。国内は2割近くマイナスとなったが海外が同17.7%増となった。

営業損益は北米での新型車投入による広告宣伝費の上積みなどの販売費用の増加があったものの、為替差益153億円、台数・モデルミックスの改善が195億円などの増益効果があり、188億円と5期ぶりに黒字転換した。

経常損益も前年同期の132億円の赤字から66億円の黒字に転換した。

当期損益は前年同期の161億円の赤字から56億円の赤字と改善した。国内販売会社再編に伴う費用やPCB廃棄物処理費用を引き当てたため、赤字のままだ。

《レスポンス編集部》

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