大同特殊鋼の中間期決算、営業減益 原材料価格高騰を吸収できず

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大同特殊鋼が発表した2007年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比6.0%減の157億2400万円となり、営業減益となった。

売上高は同14.2%増の2845億500万円と、2ケタの増収だった。自動車関連事業は堅調に推移したのに加え、ニッケル、鉄スクラップなどの原材料価格高騰を販売価格の値上げに反映させたため。

収益面では、原材料価格高騰によるコスト増を吸収できずに営業減益となった。経常利益も同8.2%減の160億4200万円となった。当期純利益は王子製鉄の株式売却で、連結上の利益剰余金に計上されていた王子製鉄の留保利益に税金費用を計上したことなどから、同64.5%減の35億9600万円と大幅減益となった。

通期の業績見通しは、売上高が同11.6%増の5830億円、経常利益が同15.1%増の380億円、当期純利益が同20.7%減の155億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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