大同特殊鋼の中間期決算、営業減益 原材料価格高騰を吸収できず

自動車 ビジネス 企業動向

大同特殊鋼が発表した2007年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比6.0%減の157億2400万円となり、営業減益となった。

売上高は同14.2%増の2845億500万円と、2ケタの増収だった。自動車関連事業は堅調に推移したのに加え、ニッケル、鉄スクラップなどの原材料価格高騰を販売価格の値上げに反映させたため。

収益面では、原材料価格高騰によるコスト増を吸収できずに営業減益となった。経常利益も同8.2%減の160億4200万円となった。当期純利益は王子製鉄の株式売却で、連結上の利益剰余金に計上されていた王子製鉄の留保利益に税金費用を計上したことなどから、同64.5%減の35億9600万円と大幅減益となった。

通期の業績見通しは、売上高が同11.6%増の5830億円、経常利益が同15.1%増の380億円、当期純利益が同20.7%減の155億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  5. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る