三菱自動車の9月中間決算、経常黒字に転換

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三菱自動車の9月中間決算、経常黒字に転換
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三菱自動車工業が30日発表した2007年9月中間決算は、海外販売が全地域で好調に推移し、前年同期に赤字だった各利益は純利益を除き黒字に転換した。

営業利益は188億円(前年同期は55億円の赤字)、経常利益は66億円(同132億円)となった。期首見通しを大幅に上回り、50億円の赤字予想だった経常利益は、02年9月期以来5年ぶりに黒字に転換した。

世界販売は日本が12%の減少となったものの、北米、欧州が2ケタ、アジア・その他地域は25%の伸びとなり合計では15%増の69万台だった。円安効果もあり、売上高は30.6%増の1兆3134億円に拡大した。

純利益は海外子会社の法人税負担増や国内販売会社の再編費用などにより、56億円の赤字だった。だが、機首予想の150億円の赤字からは大きく改善している。市川秀常務は、再生計画の最終年度となる今期の目標である「黒字体質の定着へ一歩進んだ」と評価した。

《池原照雄》

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