スズキ、インドのマルチ・スズキ社のトップに中西専務を派遣

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スズキは、インドの四輪車生産販売子会社マルチ・スズキ・インディア・リミテッド社が開いた取締役会で、スズキの海外営業本部長である中西眞三取締役専務役員がマルチ・スズキ社の社長に就任すると発表した。

マルチ・スズキにスズキ出身者がトップに就任するのは初めて。

現社長のJ. カッタール氏が、2007年12月に満65歳となり定年を迎えるためのトップ人事。マルチ・スズキの会長職には同社前会長のR.C.バルガバ氏が就任する。就任は2007年12月18日の予定。

さらに、スズキは、四輪技術本部四輪車体設計担当の蓮池利昭常務役員を2008年1月1日付でマルチ・スズキの社長補佐に派遣する。インドで日米欧の自動車メーカーが相次いで本格参入し、競争が激化しているため、スズキがトップを送り込んで、マルチ・スズキ社の経営全般を統括し、特に商品企画、技術部門をてこ入れする。

また、インド人の幹部社員の成長を受け、マルチ・スズキでは執行役員制度を導入し、若手を抜擢して経営幹部への登用を進めていく方針だ。

《レスポンス編集部》

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