スズキが発表した2007年9月中間期の連結決算は当期純利益が前年同期比16.8%増の461億円と大幅増益となった。
期中の販売台数は四輪車が同8.9%増の114万9000台だった。国内販売は軽自動車が同4.3%減となったため、全体も同3.8%減の31万5000台にとどまったが、海外販売がインドや欧州などが好調で同14.6%増の83万4000台となった。
二輪車・ATVは、同9.1%増の163万3000台となった。国内が同5.6%増の9万3000台、海外が同9.3%増の153万9000台だった。
これら四輪車、二輪車・ATVの販売が好調だったため、売上高は同16.6%増の1兆7288億円と大幅増収となった。
営業利益では、諸経費の増加や減価償却費の増加などの減益効果があったものの、為替差益309億円、売上増やモデルミックスの改善で198億円などの増益効果があり、全体では同16.1%増の787億円だった。経常利益も19.2%増の852億円だった。