アイシン精機が発表した2007年9月中間期の連結決算は、中間期純利益が前年同期比56.5%増の386億2800万円と、大幅な増益となった。
売上高は同15.5%増の1兆2935億100万円と、2ケタの増収となった。自動車部品事業では、トヨタ自動車の増産に伴って部品の販売が増えたほか、ATやMT、カーナビゲーションシステム、パワースライドドアシステムの拡販などで増収となった。
収益面でも増収や原価低減の効果で、営業利益も同55.3%増の810億3100万円、経常利益が同55.2%増の848億8200万円と増益だった。
通期業績見通しは、売上高が同11.8%増の2兆6600億円、経常利益が同26.6%増の1700億円、当期純利益が同15.1%増の770億円となる見通し。