【新聞ウォッチ】世界競争力ランキング、日本は8位に後退

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年11月1日付

●「道路神話」に陰り、道路特定財源の行方(朝日・8面)

●世界競争力ランク、日本は8位に(朝日・10面)

●ガソリン、145円に上昇(朝日・11面)

●スズキ、低価格車検討(朝日・11面)

●自動車生産4年ぶり減 今年度上期、輸出19年ぶり300万台超す(日経・13面)

●ダイハツとOEM提携、「協業を検討」富士重社長認める(日経・13面)

●スズキ、純利益17%増、9月中間、インド・欧州の販売拡大(日経・15面)

●富士重、営業総益を確保 9月中間(日経・15面)

●日野自 今期1円増10円配当(日経・15面)

ひとくちコメント

世界経済フォーラムが発表した「07年版世界競争力ランキング」によると、トップは米国で、日本は前年の5位から後退し8位だったという。きょうの朝日などが取り上げている。

「世界競争力」は131か国・地域の統計をベースに、1万1000人の経営者などのアンケートや経済統計に基づいて指標化したもの。日本は科学者、技術者の能力の高さなどが高評価を得たが、財政赤字や金融市場の脆弱性などで減点となった模様。

東京モーターショーの期間中に実施された「持続可能なモビリティーへの一歩」というシンポジウムでも、スピーカーに立った経済産業省の前田了・自動車課課長補佐は「技術の多様化こそが日本の戦略」と指摘し「日本の技術力を結集し、イノベーションの成果を世界に展開し、日本の技術で世界のCO2を削減させよう」と強調した。

「環境技術」で世界の競争力のランクアップにどこまでつなげられるのか、その技術力に期待したいところである。

《福田俊之》

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