無免許の発覚を恐れ、アルバイトに身代わりを要求 経営者逮捕

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事故を起こした際に無免許運転が発覚するのを恐れ、自分が経営する店のアルバイト少年に対して身代わり出頭を命じたとして、岐阜県警は10月30日、韓国籍を持つ35歳の男を犯人隠避教唆と道路交通法違反容疑で逮捕した。

岐阜県警・各務原署によると、逮捕されたのは愛知県尾張旭市内に在住し、韓国籍を持つ35歳の男。この男は2006年12月11日未明、各務原市各務おがせ町付近の国道21号を走行中、対向車と衝突する事故を起こした。

事故自体は男が被害者側だったが、運転免許証の更新を怠ったことで2005年10月に失効。無免許運転を隠蔽するため、自身が経営する飲食店にアルバイトとして勤務する19歳の少年に対して「身代わりになってくれ」と依頼。その場から逃走した。

少年は男の指示に従い、「自分が運転していた」と名乗り出たが、事故で負傷した同乗者との供述に食い違いがあることが後に発覚。この点を追及していたところ、身代わりの指示があったことを大筋で認めた。

警察では男を逮捕するとともに、この少年についても犯人隠避容疑で調べを進めている。

《石田真一》

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