【東京モーターショー07】ダンス! ダンス! ダンス! トヨタ
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モーターショー

今回の第40回東京モーターショー2007における3大ダンスパフォーマンスと目されるのは、トヨタ、ダイハツ、マツダ。トヨタブースで圧巻なのは、若年ユーザーのニーズを探索するためのコンセプトカー『Hi-CT』コーナーで行われるダンス。音楽、振り付けともいかにもクラブサウンドというイメージのものだ。
「Hi-CT」はクルマの格好よさについての既成概念をキャンセルし、不格好ながら意外な敏捷性の高さを持つゴリラをモチーフとするデザインが与えられた、若年ユーザーの価値観に訴えるクルマ。だが、従来のクルマのデザインセオリーとあまりに方向性が異なるため、ともすれば意味不明なクルマととらえられてしまう可能性もある。
クラブ風ダンスのパフォーマンスは、その「Hi-CT」に込められたメッセージを一気に明確化するだけのパワーを感じさせるものだ。モーターショーにおけるパフォーマンスの多くがイメージアップツールとして使われているのに対し、「Hi-CT」のダンスはユーザーとのコミュニケーションツール的色彩が強く、非常に効果的だ。