過去2度ワールドチャンピオンに輝いた経歴を持つ元F1ドライバー、ミカ・ハッキネンが現役引退を発表した。
ハッキネンは2001年シーズンをもってF1を引退した後、2004年DTMで現役復帰。3シーズンを過ごした。今年で39歳になるハッキネンは先週末シュツットガルトで開催されたメルセデスの恒例イベント「スターズ&カーズ」に出席。1998年にタイトルを獲得したマクラーレン・メルセデス「MP4-13」でのパレードランを行い、ファンに別れを告げた。
「引退の決断は容易なものではなかった。しかしもう39歳。そろそろプロのドライバー生活には別れを告げる時だと思う。でもレースへの愛は僕の血の中に流れているから、時々レースはすると思う」
「モータースポーツの中、特にメルセデスベンツ・モータースポーツファミリーの中にできたたくさんの友人たちにさよならを言うのは辛いよ。でもこれからもメルセデスベンツに関わることができることを嬉しく思う。僕らの長期的なコーポレーションについては後日明らかになるはずだよ」とハッキネンは語った。