出光興産が発表した2007年9月中間期の連結決算は、当期純利益が前年同期比1.6%減の138億円と減益だった。
売上高は同0.5%増の1兆6980億円と微増だった。石油製品の販売数量は減少したが、石油化学製品や石油開発が増収となった。
収益面では、石油化学製品は低調だったものの、石油製品や石油開発が増益となった。営業利益は同0.4%増の362億円、経常利益が同2.8%増の421億円と低い伸び率ながら増益となった。
通期業績見通しは売上高が同6.6%増の3兆6200億円、経常利益が同23.7%減の820億円、最終利益が同30.3%減の290億円と増収減益となる見通し。石油製品の市況が悪化すると見ているため。