マツダの水素自動車、ノルウェーの国家プロジェクトに協力

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マツダの水素自動車、ノルウェーの国家プロジェクトに協力
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マツダは、ノルウェーの国家プロジェクト「ハイノール」と水素燃料と水素自動車の開発を促進することを目的に協力することで同意し、7日駐日ノルウェー王国大使館で調印式を行った。

オーゲ・B. グルットレ駐日ノルウェー大使とマツダの井巻久一会長兼社長、ハイノールの責任者ウルフ・ハフセル会長らが出席して水素経済開発のための協力と支援に関する覚書に署名した。

今回の覚書により、マツダは2008年夏から水素ロータリーエンジン車マツダ『RX-8ハイドロジェンRE』30台をハイノール社に順次納入する予定。海外への同車の納入は今回が初めて。

グルットレ駐日ノルウェー王国大使は「ハイノールとマツダのパートナーシップにより、水素社会構築をはじめとする気候変動緩和へ向けたノルウェーと日本の共同研究開発に弾みがつくであろう」とコメントした。

ハイノールは、スタバンゲル市 - オスロ市間を結ぶハイウエーの各拠点に水素ステーションを設置し、全長580kmを水素自動車で走行可能にすることを目指したノルウェーの国家プロジェクト。

プロジェクトは、各地の状況に適合しながら水素社会の開発に必要なあらゆる取り組みを行っている。バス、タクシー、乗用車など交通手段と都市、都市間、地方、長距離国内交通など交通システムの変革していく予定。マツダは2006年8月にハイノール・プロジェクトの一環として造られたノルウェー初の水素ステーションの開所式に参加し、RX-8ハイドロジェンRE初の海外デモ走行を行っている。

《レスポンス編集部》

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