GM、中国で環境のための2つの研究センターを新設

自動車 ビジネス 企業動向

ゼネラルモーターズ(GM)のリチャード・ワゴナー会長兼CEOは、「in China, with China, for China(中国において、中国と共に、中国のために)」 のスローガンを掲げ、省エネや環境に優しい輸送機関の推進を目指す中国政府を支援するため、大規模な協調戦略を発表した。

具体的には、GMは先端科学研究センターを開設する。この施設は、総額2億5000万ドル(約290億円)を投じて上海に新設するGMキャンパスの一端を担う。同センターでは、中国政府や関連業界、学術機関などと連携しながら最先端の研究プロジェクトを実施する。

また、中国自動車エネルギー研究センター(CAERC)も開設する。北京にある清華大学やGMの提携企業、上海汽車工業総公司(SAIC)と連携し、研究活動を行う。新設するCAERCは、中国政府、学術機関や関連企業をはじめとするステークホルダーと連携を図りながら、中国における広範かつ統一的な自動車エネルギー戦略を研究する。CAERC設立資金として、GMとSAICは2社合同で5年間にわたり総額500万ドル(約5億8000万円)の助成金を清華大学に提供する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る