イギリス政府は、二酸化酸素(CO2)排出量の低い自動車の普及を促す政策“Low Carbon Transport Innovation Strategy”を発表した。
まず2000万ポンド(46億円)を投じ、イギリスの公共部門が低CO2排出車の導入を進める。これが順調にいった場合、さらに3000万ポンド(69億円)を追加する。
これをきっかけにして、イギリス国内に低CO2排出車の市場を創出することで、民間部門への浸透を図るのが狙い。低CO2排出車には、電気自動車やプラグイン・ハイブリッド車なども含まれる。
初めに低CO2排出車を導入するイギリスの公共部門には、ロンドン警視庁、環境庁、交通省、郵便事業会社ロイヤル・メールなどが含まれる。具体的な計画は2008年1月よりスタートする。