いすゞ中間決算…大幅減益 国内販売不振で通期も減益予想

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いすゞ中間決算…大幅減益 国内販売不振で通期も減益予想
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いすゞ自動車が発表した2007年9月中間期の連結決算は、当期純利益が前年同期比33.2%減の370億円と大幅減益となった。

国内販売不振や設備投資の増加による本業の収益悪化、繰延税金資産の追加を計上したため、業績は低調だった。

国内販売は同29.8%減の1万6115台と大幅マイナスとなった。ディーゼル排出ガス規制強化による特需が一巡して販売低迷が続いている。

海外販売は、中国やアフリカ、中東などが好調で同9.3%増の18万3502台で、国内外の合計は同0.2%減の22万1484台と微減だった。海外生産用部品の中国や中南米地域向けの輸出が増加した。

これらの結果、売上高は同6.0%増8744億円となった。損益では、国内販売不振で、値引き競争による採算の悪化、税制改正に伴う減価償却費の増加、新型車の設備関連費用の増加で、営業利益は同16.2%減の483億円、経常利益が同14.3%減の537億円と大幅減益だった。

通期業績見通しは売上高が同5.2%増の1兆7500億円、営業利益が同6.5%減の1000億円、経常利益が同6.7%減の1070億円、当期純利益が同13.4%減の800億円と増収減益となる見通し。

《レスポンス編集部》

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