幕張メッセ西ホール、小糸製作所の東京モーターショーブースでは、次世代LEDヘッドライトを提案するコンセプトモデルのデモンストレーションが行われていた。
ロー・ハイビームは白色LEDだが、周辺に配された発光部分はターンシグナルのように黄色く光らせたり、デザインランプのように淡い青や緑に光らせたりと、さまざまな色彩に変化させることができる。
「将来的にはこういうライティングユニットも製造可能な時代が来るという、将来提案型の展示です。もっとも現時点では、まだ製造コスト、ユニットの小型化の両面で実用化の壁があります。今後に期待していてください」(小糸製作所関係者)
東京モーターショーにおける技術展示というと、とかく先端分野ばかりに目が行きがちだが、このような柔らか系テクノロジーについても、実は見どころたっぷりなのだ。
東京モーターショー:10月24日 - 11月11日、千葉市・幕張メッセ