イチタンが発表した2007年9月中間期の連結決算は、当期純利益が前年同期比53.0%増の9800万円と増益だった。
売上高は同1.0%減の54億3300万円と微減だった。自動車用部品の販売が前年を割り込んだほか、産業機器部品も低調だった。
収益面では、生産性向上や諸経費削減、原価低減に取り組んだ結果、営業利益が同9.0%増の1億9200万円、経常利益が同57.8%増の1億6400万円と増益だった。
通期業績見通しは、売上高が同2.3%減の107億1300万円、営業利益が同17.8%減の3億1500万円、経常利益が同26.9%減の1億8200万円、当期純利益が同25.0%減の1億2600万円と減収減益になる見通し。