古河電工と東レ、発泡ポリオレフィンの販売で提携

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古河電気工業と東レは、中国で発泡ポリオレフィン製品の販売で提携すると発表した。11月から、古河電工の中国子会社である古河電業(天津)有限公司で、東レの発泡ポリオレフィン製品の輸入販売を開始する。

今回の提携は、両社が発泡ポリオレフィン事業を相互補完することで、同事業での競争力を強化するのが狙い。

古河電工は発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン、PET超微細発泡体、生分解性発泡シートなどの発泡・フォーム製品群を、建材や各種工業材料を中心に幅広く展開している。一方の東レは自動車内装材用途を主力として発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン製品及び各種発泡製品を展開している。

今回の販売提携で、古河電工が持つ幅広い製品群と中国での現地販売網に、東レの自動車内装材用途における製品ラインアップの強みを融合することで、中国現地ユーザーへの対応や提案を強化して両社製品の販売拡大を目指す。

両社は、中国に続いて欧米市場でも発泡ポリオレフィン製品事業の販売提携を検討する。相互の海外拠点を活用することで、グローバルな製品供給体制の確立を目指すとともに、新規商品の開発・企画提案を充実させるなど、幅広いシナジー効果の共有を図る。

《レスポンス編集部》

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