米国デュポン社は、フロロプロダクト事業部フロロポリマーソリューションズが11月からフロロポリマー樹脂、ディスパージョンなどの価格を値上げしたと発表した。値上げ幅は最大で20％で、製品およびグレードによって異なる。
これに伴って日本でも、12月1日からデュポン・テフロン塗料、テフロンフィルム、デュポン・テドラーフィルムの価格を、最大で15％値上げする。
今回の価格改定は、原材料や輸送、エネルギーなどのコストの高騰が続く中、採算性などの改善努力を続けてはいるものの、高品質のフロロポリマー製品を供給し続け、更には、新製品の開発など競争力のある製品を提供していくため、製品価格の改定をせざるを得ない状況となり、決定に踏み切ったとしている。
