日本ガイシ、メキシコにDPF生産拠点を新設へ、米国市場向け

自動車 ビジネス 企業動向

日本ガイシは、メキシコにディーゼル車排ガス浄化用セラミックスの生産拠点を設立すると発表した。

日米欧でのディーゼル車排ガス規制の強化による需要増に対応し、供給体制を強化する。

日米欧の各市場でディーゼル車の排ガス規制が強化され、PM(粒子状物質)に加えてNOx(窒素酸化物)の排出規制も強化される。乗用車をはじめ、トラック・バスなどの大型車や、建設機械、農業機械などにも、ディーゼル微粒除去装置(DPF)の搭載が事実上、義務付けられるとともに、NOxの還元触媒による低減対策が必要になる見通し。

同社では、2010年以降に、さらに規制が強化される米国を皮切りに、主に大型車や建設機械、農業機械向けの利用が期待されるコージェライト製DPFと、NOx還元触媒、酸化触媒用の大型担体(触媒用大型担体)の需要が大幅に増加すると予想。これらコージェライト製DPFと触媒用大型担体の需要増に対応するため、新たにメキシコに生産拠点を設立することを決定した。

最大の需要地になると見込まれる米国に隣接するメキシコは、米国市場へ製品を供給する主力生産拠点になるとしている。

《レスポンス編集部》

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