住友重機グループ、中国に減速機と油圧ショベルの工場を新設

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住友重機械グループは、中国河北省唐山市に工場を建設すると発表した。

同社グループは、北京市の東約150km、天津市の東北約100kmに位置する唐山市の現代装備製造工業区内に、減速機と油圧ショベルの工場を隣接して建設する。中国で減速機と油圧ショベルとをそれぞれ製造する現地法人2社を設立する予定。減速機、油圧ショベルとも2009年2月の操業開始を目指す。

減速機については、住友重機械工業がグローバルに事業展開する中で、すでに中国国内では天津と上海の2拠点の工場を持ち、中国全土に販売しているが、中大型減速機であるギヤボックスについては日本からの輸出し、現地で組立ている。競争力を強化し減速機事業を拡大するため、ギヤボックスについても部品加工を含めた本格的な現地生産を行うため、専用製造工場を新設する。

油圧ショベルについては現在、住友建機が同社千葉工場から全世界に供給しており、今回はじめて海外に製造拠点を開設する。油圧ショベルは世界的な資源開発・インフラ整備などの追い風を受けて、市場は拡大している。現在、需要拡大に対応するため、千葉工場の生産量を年間最大1万台から1万2000台に引き上げるため、設備投資を行っているが、今後さらに市場の拡大が見込まれるため、成長著しい中国に新しい生産拠点を設立する。

《レスポンス編集部》

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