【横浜ゴム スタッドレスタイヤ勉強会】擦り減ってもグリップ力は高い

エコカー 燃費
【横浜ゴム スタッドレスタイヤ勉強会】擦り減ってもグリップ力は高い
【横浜ゴム スタッドレスタイヤ勉強会】擦り減ってもグリップ力は高い 全 6 枚 拡大写真

横浜ゴムスタッドレスタイヤ勉強会で2番目に用意されていたのが、約43%擦り減ったタイヤと新品タイヤとの比較。

【画像全6枚】

スタッドレスを購入するユーザーは、2年目や3年目で磨耗したスタッドレスタイヤのグリップ力が気になる点だが、その点でもアイスガードブラックは優れた能力を発揮してくれた。

まずは新品でテストコースを走り、その後に磨耗したタイヤで走ったが、通常速度域では感覚的には大きな変化はなく、これを履いていたからといってとくに危険な感じはしなかった。

ただし、全体的な接地感が甘く感じられ、限界性能は多少劣っている。そして限界を超えてしまってからの修正も磨耗したタイヤでは難しくなった。

タイヤ実験部の後藤さんは「スタッドレスタイヤは50%磨耗してしまうと、スタッドレスタイヤとしての限界を示すプラットフォームが露出してしまい、それ以降はスタッドレスタイヤとしては使うことができなくなってしまいます」

「ただし、アイスガードブラックiG20は、そこに至るまでの性能低下は穏やかで、少し擦り減ったぐらいでは、大きな挙動変化はありませんので、安心して選べるタイヤです。ただしタイヤを屋外に保管していると、日光や雨でひび割れを起こしやすくなるので、保管状況の悪いタイヤは注意が必要です」という。

全体的な性能は新品のほうが優れており、限界域での安定感も高いので、早めに交換するのに越したことはないが、アイスガードブラックなら磨耗した状態での性能も高いレベルを維持している。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  4. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  5. 「最もインテリジェント」メルセデスベンツ『CLA』新型を日本初公開…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る