【オートソックを知る】転ばぬ先の杖

自動車 ニューモデル 新型車
【オートソックを知る】転ばぬ先の杖
【オートソックを知る】転ばぬ先の杖 全 4 枚 拡大写真

『オートソック』はいざというときに持っていて役立つタイヤの滑り止めだ。簡単に装着できるし、雪道でのグリップ力は想像以上に大きいので、出先で雪が降ってしまったときなどには重宝するアイテムだ。

【画像全4枚】

ただし、従来のゴムチェーンのような強いグリップ力はなく、装着したまま舗装路を走ってしまうと破けてしまうので、必ずしも万能ではない。ところによっては、チェーン規制時のタイヤチェーンとしても認められていない場所もある。

オートソックAS社のモッテン・ダーレ氏は「オートソックはスタッドレスタイヤやチェーンに変わるものではなく、雪道で補助的に使用する滑り止めです。その点を理解すれば、非常に便利なものだと思います」

「耐久性は150kmの走行距離が目安ですが、できるだけ舗装路は走らずに、雪道以外ではこまめにはずすことで、耐久性を伸ばすことも不可能ではありません。シーズンオフは軽く洗って乾燥させてから保管すれば、2シーズン以上使うこともできます」という。

都市部での降雪は幹線道路に雪はなくても裏道には雪が残っており、そこで立ち往生してしまうクルマも多い。また、平坦路は走れても坂道だけ登れない場合もある。そんな状況を想定して、クルマのトランクにオートソックを忍ばせておくのが賢いドライバーといえるだろう。パッケージは小さく、重さも1kg未満なので邪魔にならない。

豊富なサイズラインナップがあり、軽サイズから19インチまで用意されているので、さまざまなクルマにも対応している。雪の降る可能性がある地域にお住まいの人は、転ばぬ先の杖として、この冬用意しておくと心強い商品だ。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 12分の1『ガンダム』が山陽道・福山SA上り線に登場、公式アパレル自販機も設置
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. 次期トヨタ『ハリアー』は2026年に発表? 詳細予想…2025年ニュース・ベスト5
  4. サプライズ! ヤマハの新型125cc、『Fazzio』登場…2025年のモーターサイクル記事ベスト5
  5. アウトバーンで大排気量車にも負けない! 正規輸入された初の『ゴルフGTI』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る