【新聞ウォッチ】08年春闘「どげんかせんと」…トヨタ労組1500円以上要求へ

モータースポーツ/エンタメ 出版物

気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年12月4日付

●高速料金下げ方針、来年度時間帯割引など拡充、政府(読売・2面)

●トヨタ、来年1000万台弱計画(読売・8面)

●新規制対応 ベンツディーゼル車(読売・8面)

●ざっくばらん:張さん、道路特定財源の一般財源化になぜ反対ですか(朝日・10面)

●トヨタ労組、ベア1500円以上要求へ、前年の実績上回る(朝日・13面)

●新車2カ月連続販売増、買い替え需要が影響か(朝日・13面)

●排ガス基準合格車にステッカー、来月からバス・トラックに適用(朝日・37面)

●経団連が賃上げ容認(毎日・1面)

●温暖化ガス削減、日米「目標は自主設定COP13事前協議EUなど反発も(東京・1面)

●日産が救急車リコール(東京・26面)

ひとくちコメント

来年のことを言うと鬼が笑うそうだが、サラリーマンの懐が少し暖かくなる話なら悪くない。きょうの毎日によると、日本経団連が08年春闘で、賃上げへの積極姿勢を打ち出す方針を固めたという。

大企業を中心に好業績が続く中で、国内総生産(GDP)の約6割を占める個人消費が伸び悩んでいるためだという。業績改善分に加え、団塊の世代の大量退職で余裕が生じた人件費を賃金に還元するよう加盟企業に促す。

また、朝日は、トヨタ自動車の労働組合が08年春闘の交渉で、前年の実績(月1000円)を上回るベア1500円以上を要求するように「詰める方向」と報じている。経営側は、原油価格や素材費の高騰で、景気の先行きに不透明感もあることから難色を示すものと思われ楽観はできない。

それにしても、ガソリンにタクシー料金、さらに、食パンやカップラーメンまで値上げラッシュ。流行語大賞に選ばれた東国原宮崎県知事の言葉のように「どげんかせんといかん」。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  5. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る