新日鉄マテリアルズ、表面処理を施した銅ボンディングワイヤを開発

自動車 ニューモデル 新型車

新日鉄マテリアルズは、半導体実装用ボンディングワイヤの表面処理を施した新しいCu(銅)ボンディングワイヤを開発したと発表した。来春から量産を開始する。

新しいCuボンディングワイヤは、新日鉄グループの日鉄マイクロメタルが新日鉄・先端技術研究所と共同開発したもので、ワイヤに表面処理を施すことで、半導体実装工程での量産使用する際に大きな問題となっていた表面酸化を大幅に抑制することに成功したと、している。

従来のCuワイヤーより高い接合性を持つため、半導体製造工程での生産性が大幅に向上するほか、Cuワイヤを使用時に必要だった窒素と水素混合ガスに代えて、窒素ガスのみでのボンディングが可能で、半導体実装における設備とランニングコストを大幅に引き下げることができる。

金ボンディングワイヤの価格は、金価格上昇に伴って大幅に上昇しており、多ピンパッケージのコストダウンの障害となっている。金ボンディングワイヤをCuボンディングワイヤに置き換えることで、実装材料の大幅なコストダウンが図れる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  2. 「初代に立ち戻った感じでよき!」ルノー『トゥインゴ』の新型予想が話題! エンジン車にも期待の声
  3. 歴代タイプRがホットウィールで復活!9月発売の「プレミアムコレクターセット」が熱い、マテル80周年記念セットも登場だPR
  4. トヨタの小型ミニバン『ルミオン』、安全性を大幅向上…スズキからのOEMモデル
  5. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る