フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は8日、フォルクスワーゲン(VW)オーナーを主な対象として、環境に優しい運転を指導する「フォルクスワーゲン ドライビング エクスペリエンス−Eco Drive Training」を来年から稼動すると発表した。
今回のエコドライブトレーニングの発表にあたり、VGJの梅野勉社長は、「最近の石油価格の高騰は、ガソリンやその他消費財の価格に跳ね返っており、今回のエコドライブトレーニングが、ドライバーにとってガソリン代の節約になるだけでなく、地球温暖化ガスの排出抑制に貢献する運動の一助になることを願っている」と語る。
VGJは、VW本社がドイツ本国で10年以上にわたり実施している実践プログラムをベースに、独自の運転トレーニングプログラムを日本のNPO法人「mobility21」と協同開発、日頃から心掛けたいエコドライブの心得「エコドライブ10のポイント」を策定した。
トレーニングでは瞬間燃費やCO2排出量、エンジン回転数、シフト回数などを時系列的に記録・分析し、個人のドライビングをわかりやすく科学的に評価する。また、トレーニング用車両には、1.4リットル「TSI」エンジン搭載の 『ゴルフ』を採用している。