オービスに勝った女、地道な捜査に敗れる

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鹿児島県警は7日、鹿児島県鹿児島市内の国道10号において、バイクで複数回の悪質な速度違反を行ったとして、25歳の女を道路交通法違反(速度超過)容疑で検挙した。オービスによるナンバー記録ができないため、捜査員が車当たり捜査を行ったという。

鹿児島県警・交通機動隊によると、検挙された女は2006年10月から2007年10月までの1年間、鹿児島県吉野町付近の国道10号をバイクで走行した際、制限速度が60km/hであるにも関わらず、100km/h超の速度で走行した疑いがもたれている。

オービスは速度違反を行うバイクを撮影していたが、ナンバーは後ろに付いているため、車両特定には至らなかった。このため、撮影された画像を元に車種を特定。バイクが姶良・霧島方面に向かっていることから、この地域に容疑者が在住している可能性が高いとみて、車当たり捜査を行っていた。

その結果、霧島市内に在住する女の存在が浮上。任意で事情を聞いていたところ、「オービスでバイクは摘発できないと思っていた」などと容疑を大筋で認める供述を行ったことから、7日までに道交法違反容疑で検挙したという。

《石田真一》

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